松川の『カワ』

2014年03月05日



どうも皆さんこんにちは!

名乗るほどの者ではない松川です♪

昨日と一昨日は、先週の金曜日に参加した
カリモク家具さんの勉強会で学んだ事を
お伝えしましたが、

実は筆者は12月にも
カリモク家具さんの勉強会に
参加してます♪

そうです!
松川の『カワ』

この象さんを貰ったのも
その勉強会です♪

せっかくなので、
そちらで学んだ事もお話しますね♪

テーマは
『革』
またの名を、レザーです♪




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ソファーなどに使われる革の多くは牛革です!

動物の革の中では、
丈夫で長持ちする事から
古くから牛さんの皮が
使われてきました♪

ですが、
革を作るために飼育される牛は
1頭もいません。

肉牛さんや乳牛さんの
皮をそのまま利用してるそうです

今『革』ではなく、
『皮』と書いたのは
もちろん両者の間に
明確な違いがあるからです。

生きてる牛さんの体を
覆っているのは『皮』です。

剥ぎ取った後も
『皮』と表記されます。

人が手を加えない
天然状態の物を、
『皮』と表記するわけですね♪

もちろん天然状態ですので、
そのままにしておくと
腐ってしまいます・・・

しかし、皮製品(家具に限らずサイフやベルト等も)が
腐ってしまうと困りますね。

いや、困るどころではないですねww

だからこそ、

洗浄、毛抜き、石灰漬け、
余分な部分の切り落とし、
なめし、乾燥、シェービング、
再なめし、加脂、ほぐし、などなど
たくさんの工程を経て、
腐らない『革』へとなるんです!

先ほど、
「肉牛や乳牛の皮を使ってるなら、
もっと安くできるんじゃない?」
と、思った方もいらっしゃると思いますが、
これでお分かりですね?

『皮』は安くても、
『革』にする工程で
お金がかかるんです!

さらにいうと、
革の良し悪しは牛さんの
飼育環境や季節によっても
左右されます。

シワや焼印だけでなく、
ダニや牛バエの幼虫の寄生跡、
ケンカの傷跡や
木に体をこすりつけた跡など、
私たちが想像するより多くの傷みがあり、
全ての牛皮を
『革』にできる訳ではありません。

そういった要因もあって、
革製品は高価にねってしまうんですね。

牛皮の傷みに触れましたが、
シワや傷跡などは、少しだけでしたら
『ナチュラルマーク』と呼ばれる
いわば生きていた証拠、
天然物の証になります♪

本日はここまで♪
次回は、革製品に必須の工程
『なめし』に触れていきます♪



また見てね♪


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Posted by 中城モール at 13:53│Comments(0)その他スタッフ日記
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