今回は、革製品のお手入れの仕方を説明させていただきます。
当店で言うと、ソファや食卓のチェアーなどになります。
革製品は使っていくと、汚れや体の汗、皮脂、整髪料が付着して
テカリ(艶)や染みになり、そのまま放っておくとひび割れや剥離の原因に
なります。
それでは、どうすればよいのか?
基本は汚れる前にケアをすることです。
革は女性の肌と同じようにスキンケアが大切です。
※ まず汚れる前にケアをするというのは、買ったらすぐ革専用の
プロテクトクリームを塗ります。 これが一番大事。
汚れが付いても落としやすくなりますし、劣化もしにくくなります。
そして、定期的にクリーナーで汚れを落としていきます。
また、半年に一度くらいプロテクトクリームを塗ってください。
これだけです。
ケアをされる方は少ないかもしれませんが、せっかく買った物ですから長く
使っていきたいもの。ケアをするのとしないのとでは、差がかなり出てくる
ことでしょう。
プロテクトクリームやクリーナーは市販の物など色々あります。
高い物から安い物まで色々ありますが、ご自分で注意書きなどをよく読んで
お買い求め下さい。
ちなみに、当店で扱っている物は ”ユニタスのレザーマスター” です。
これは、プロのリペア業者も推薦のクリーナーです。
値段はLM100で ¥3,300
内容 ソフトクリーナー、レザープロテクションクリーム
ソフト布、専用スポンジ
最後に、間違ったお手入れの仕方
革靴用のクリームを塗る・・・光沢を出す成分が入っているので、滑りやすくな
ります。
油成分が多い物があり、染みやべたつきの原因
になります。
ハンドクリームを塗る・・・・・・同じ革でも生きている革とは違います。
染みや色が濃くなったり、べたつきが出て汚れや
すくなります。
中性洗剤を使う・・・・・・・・・・・汚れは落ちるかもしれませんが、革の柔軟性が
失われて硬くなってしまう恐れがあります。
科学ぞうきんで拭く・・・・・・・薬剤がついているので、変色させたり汚れが付
きやすくなったりします。
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